俳優・高杉真宙が語る「東リベ2」「松野千冬役には『気合』がとにかく大事だった」

映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』公開記念! 松野千冬役・高杉真宙さんインタビュー【前編】

ライター:小川 聖子

写真/大坪尚人(講談社写真映像部)
映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』(大ヒット上映中)に出演している俳優・高杉真宙さんが登場!

大人気コミック『東京卍リベンジャーズ』を原作にした映画『東京リベンジャーズ』は最終興行収入45億円、観客動員数335万人を記録した大ヒット映画。続編となる今作には、前作に続き、主演の花垣武道(タケミチ)を演じる北村匠海さんをはじめ、実力派若手俳優が勢揃い。

今回、タケミチの相棒となる松野千冬役を演じる高杉さんにインタビュー。作品のことからご自身の少年時代のことまで、前後編でお届けします。

「コスプレにしか見えない!」と最初は自分でも焦りました

──映画『東京リベンジャーズ』の続編、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』は、4月に公開された前編「-運命-」が大ヒット上映中、そして本日6月30日(金)には後編「-決戦-」が公開となります。高杉さんが演じているのは原作でも人気の“東京卍會”壱番隊副隊長・松野千冬役。オファーをどんなふうに受け止め、役作りをされたのでしょうか。

高杉:もともと原作も読んでいた作品で、映画『東京リベンジャーズ』が公開されたときは、同世代の役者さんがたくさん出ていて、知っている方もいたからこそ、「自分も出たかったな!」という気持ちが強かったです。

だから、続編で呼んでいただいたことはすごく嬉しかったですね。「松野千冬」という役については、「どうやって演じようかな」というプレッシャーを感じました。
──原作でも人気のキャラクターですね。

高杉:そうなんです。そう言っていただくことが多いのですが、僕自身はキャラクターの人気についてあまり意識したことがなくて。千冬を演じることになってから、「あ、人気なんだ」と知って、改めて緊張しました。
──どんなふうに千冬を作っていきましたか。

高杉:衣装合わせがあって、セリフを合わせる「本読み」があって、それから金髪になって、撮影初日を迎える、という流れでした。衣装合わせの段階では、金髪のカツラを用意してもらって特服(特攻服)を着てみたものの、「いや〜、似合わないな!」って(笑)。自分でもコスプレにしか見えなくて、これ大丈夫かなと不安を覚えました。

その後の本読みは、タケミチ役の(北村)匠海くんとやったのですが、もう僕から見たら全然違和感なくそのキャラクターになっていて。そのときは焦りしか感じられませんでしたね。グレたこともなかったので、どうやったらいいんだろうって。

千冬になるにはとにかく気合を入れる!

──その不安や焦りをどうやって乗り越えていったのですか。

高杉:本読みは2回くらいあったので、その都度変えてみたのですが、「ちょっと違うな」と。幸い撮影がスタートするまでは少し期間があったので、その間になんとか試行錯誤して仕上げていきました。

台本に書いてあることはもちろん当たり前に要素として持っているのですが、「それ以外に何が足りないんだろう」ということを、自分にずっと問い続けていました。明確な答えに行き着いてはいないものの、考え続けたことで、初日の撮影では「なんとか少し追い付けたかも」という実感はありました。

ただ撮影に入って2~3日目かな? 監督に「このシーンの千冬は、もっと『気合』が入っていないと!」と言っていただいて。自分では結構入れているつもりだったのですが、「あ、これじゃ足りないんだ」「そうか、『気合』だ!」って気が付いたんです。そこからはもう何も考えずにできました。
──「気合」が大きな要素だったのですね。「気合」はどうやって入れたんですか?

高杉:それはもう、気合ですね(笑)! やっぱり、「思う」ってすごく大事なんですよ。僕は水をかぶって気合入れるとか、そんなスポ根マンガみたいなことはしないですけど(笑)。

なんていうんだろう、お芝居でキャラクターを作るって、ちょっとパズル的なところもあると思うんですよ。脳内メーカーじゃないけど(笑)。だから、そこからは千冬という人格を作る要素として「気合」を最重要項目にしたというか。「気合だ、気合入れなきゃ!」って。そうやってしっかり意識して、要素として取り入れることが重要だったと思いますね。
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